2012年5月3日木曜日

Teach Yourself 速習アロマレッスン : 健康学(2)肥満・嗜好品・運動


前回は六大栄養素について勉強しました。

これとは別に4つの食品群というものがあります。カッコ内は18〜49歳、女性、生活強度靴両豺腓裡影の目安となる摂取量(単位はg)。

1群・・・乳・乳製品(250)たまご(50)
2群・・・魚介・肉(100)豆・豆製品(80)
3群・・・野菜(300)いも(100)果物(200)
4群・・・穀物(230)砂糖(20)油脂(20)

それぞれの食物を摂取量の目安となる数字に従って摂取すれば、基本的には健康でいられるわけですが、なかなか難しいのが現実です。

どうしても摂取カロリーが必要とするカロリーを上回ってしまいます。
そうするとどうなるか、今日はそのあたりについて見ていきましょう。

◆エネルギー所要量
人間は、睡眠中でもエネルギーを必要としています。
生命を維持するために最低限必要なエネルギーを「基礎代謝量」と言い、性別や年齢によって異なります。
この「基礎代謝量」、個人の日常生活の活動に必要なエネルギーを加えたものを「エネルギー所要量」と言います。こちらも、年齢、性別、生活活動の強度により異なります。
☆年齢別、男性、女性、生活強度の違いによる「エネルギー所要量」の数字については、検定テキストで確認してくださいね。


genetix減量

◆肥満
「エネルギー所要量」を越えたエネルギーを摂取しつづけるとどうなるか。
肥満という状態になります。
体についている脂肪組織が過剰に蓄積した状態を言います。
肥満のめやすとなるのが、「ボディマス指数(BMI)」です。
ボディマス指数の算出方法はきちんと覚えましょう
体重圓鮨板后複蹇砲瞭鷯茲燃笋辰真字がボディマス指数です。体重と身長の単位を間違えないように。

肥満は、糖尿病、高脂血症、高血圧、脂肪肝、痛風という合併症を起こしやすく、肥満の人は寿命も短いようです。
肥満は、カロリーオーバー(食べ過ぎのことですよ)と運動不足が主な原因ですが、体質やストレス、環境が誘引となることもあります。

◇肥満の型
内臓脂肪型肥満・・・リンゴ型肥満、上体肥満とも呼ばれお腹周りに脂肪が多くなる肥満。男性に多く生活習慣病に関わりが強いものです。
内臓脂肪型肥満の人が高血圧・高血糖・脂質異常のうち2つ以上を併せ持った上体をメタボリックシンドロームと言います。

皮下脂肪型肥満・・・洋ナシ型肥満、下体肥満とも呼ばれ女性に多いのがこちらです。

◇肥満の予防
・食事制限(カロリー制限)
・持続的な運動
・ストレス解消


式フィットネス体重減少

◆嗜好品
万国共通の嗜好品。適量ならば体にいい働きもしてくれますが、過剰に摂取するのはよくありません。タバコはさまざまな理由でやめたほうがいいでしょう。

◇アルコール
・エネルギー産出量8Kcal/g
・適量であれば副交感神経を高め血行をよくする。
・過度に摂取すると肝臓への負担が増す。

◇タバコ
・ニコチンが含まれていて中枢神経を刺激して覚醒させる作用がある。
・有害物質、発ガン性物質も含む。
副流煙によって非喫煙者にも発ガンなどの影響がある

◇カフェイン(コーヒー、紅茶、緑茶などに含まれる)
・交感神経を興奮させる。
・覚醒作用、利尿作用がある。
・過剰に摂取すると胃に負担がかかる。不眠になることもある。

◆運動
◇運動の効果
適度な運動を習慣的に続けることは、身体の基礎的な働きを高め、結果として持久力、適応力、抵抗力なども高めることができます。
生活習慣病の予防、老化防止、ストレス解消にも役立ちます。
運動には無酸素運動と有酸素運動があり、それぞれの効果は異なっています。


うつ病を持つ人々の割合

無酸素運動(アネロビクス)名前覚えましょう!
エネルギーを短時間で大量に使う運動です。短距離走、重量挙げ、筋肉トレーニングなどがこれにあたります。
エネルギー産出過程において大量のエネルギーを必要とするため酸素の供給が間に合わず、不完全燃焼となって、疲労物質である乳酸が生じ疲れやすくなります。

有酸素運動(エアロビクス)名前覚えましょう!
体内に酸素を充分に取り込み、過度の負担をかけないように一定時間以上続ける運動を言います。
ウォーキング、水泳などがこれにあたります。
脂肪の燃焼、心肺機能の向上、持久力の向上、生活習慣病の予防に役立ちます

では、どれくらいの有酸素運動を日常生活に取り入れるといいのでしょうか?
これも、性別や年齢や生活強度によって異なりますが、ほとんど運動をしないデスクワーク中心の人では、少なくとも1日200Kcal〜300Kcalの運動が必要です
100Kcalの運動とは、30分程度の軽いエアロビクスや速歩に相当します。


運動をすると汗などで体の水分が奪われます。汗で失われた量と同じだけの水分を補給しないと血液濃度が上がり、疲労回復が遅れ、特に今の季節は熱中症や脱水症状を起こしやすくなりとても危険です。
運動中に水を飲むと疲れやすくなるというのは間違い。
運動をしているときはこまめに少量ずつ取るように心がけましょう。

次回は休養についてです。

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